私がスポンジボブを好きな理由

またもお久しぶりです。

最近は生活が変わったり好きなものが増えたりと、自分にしては変化の多い時期になっています。

でも、何かしらの作品に出会ったとき、その感動を言葉にしたい！！という思いだけはそんなに変わっていないので、ちまちま記事は書いていこうと思っています。

 という事で約半年眠っていた、書きかけの記事を引っ張ってきました笑

アニメのスポンジボブにどういう経緯でのめり込んだのか、ミュージカル版にどハマリしたのをきっかけに考えてみた…という内容です。アニメのほうの話しかしてないよ。

こんなふうにスポンジボブを見ている人間もいるんだよってことで！

見始めた頃

私が初めてスポンジボブを見たのは高校生のときでした。実際はもっと前から知ってはいたのですが、正直「可愛くないなこのキャラ」と思っておりスルーしていました。

ところが友人に勧められ、、まんまと好きになりました。ただ、キャラクターひとりひとりをしっかり見ていた訳ではなく、ただただ面白いな、と楽しむレベル。ちなみに当時はイカルドが一番好きでした。まともで苦労している属性のキャラが好きだからですね。今はイカルドがまともだとはあまり思っていませんが…。

ミュージカルを知ってから

真剣に見始めたのはミュージカル版を好きになってからです。ミュージカルへの思いが有り余っており、どこかで発散したかったというのと、以前から海外アニメファンとしてちゃんと視聴しておかればという謎の使命感がありました。それでも、最初はなんとなく消化していく程度。テキトーに見ていました。

でも、途中で目線が変わるエピソードがありました。「Best Day Ever」という回です。ミュージカル版でも同タイトルの曲がラストのほうにありますが、この回が元ネタです。ギャグアニメとしか作品を認識していなかったので、この回の優しいオチに驚き。「スポンジボブ」のキャラクター達は、ただギャグアニメを彩る奇天烈なキャラクターなのではなく、自分の信念や様々な感情を持ってビキニタウンで生きているんだ、という当たり前のことにやっっっっと気が付きました。特に、カー二さんは守銭奴としか見ておらず今まで意識して見た事が1度もなかったです。ですが、この回で落ち込んでいるスポンジボブの為に舞台を用意してあげる姿を見て、自分がいかに彼をお金好きキャラというアイコンでしか見ていなかったかに気が付きました。そして純粋に優しいなというギャップに少しときめきました。笑

そこからはもうノンストップです。基本的には従業員としてですが、たまに息子のように接するカー二さん、彼を慕うスポンジボブ、海底での生活に順応している科学者のサンディ…などなどひとりひとりの個性がこんなにも強いのか、そしてどんなキャラにも分かりやすい特徴だけでなく色々な側面があるのかと。こんなに人間臭いんだと思いました。

例えばスポンジボブは基本的にはいい子ちゃんです。でも、そのいい子のなかにもパトリックがわがままを言っても親友だから耐える優しさとか、従業員として命令に従うとか、困っているイカルドに手を差し伸べるとか、相手ごとの違ういい子さがあります。

それに、たまには怒る。親友と喧嘩する事も、上司のカー二さんに反論する事もあります。あとはどんなにいい子でも船舶免許が取れないとかね。こういう様々な一面はグッズのスポンジボブを見ているだけではわかりません。よね？！

日本での売り方についてぼんやり思う事

日本ではスポンジボブのビジュアルの可愛さとそれに合わせたマーケティング戦略の結果、キャラクターの見た目だけが一人歩きをしている印象を受けます。（私だけ？）儲けがあってキャラクタービジネスは成り立つわけですし、(売上等から人気がないと判断された場合、グッズ化等のための契約が更新されず日本撤退という可能性もあります)別に否定はしないのですが、これだけ他のキャラクターが魅力的であると知った今、少々もったいないなとも思ってしまいます。こう感じるのはオタクだけかもしれませんが。

それでもカートゥーンにしてはコンスタントにグッズが出るし、企画展もあるし、かなり優遇されているというか頑張っているなーと。もっとガンバって！

※ただ、この項目はあと一年位で意見がかなり変わりそうなので、そのときは追記でもしときます。

という感じです。なんか尻切れトンボな感じだけど許して。

そして現在Eテレ土曜午後６時から新エピソードが放送中です。新シーズンの１話目で脳みそが竹コプターで飛んでました。流石だね。

SBミュージカルもアニメを知ってたほうが絶対満足度あがりますし、観劇予定のある方は予習をぜひ。

では～