好きから広がるnew world

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キャラクターの事を考えたり、観劇の感想をまとめたり。

スポンジボブミュージカルを好きになったものの一人で騒ぐのは寂しいのでブログを始めることにしました。

スポンジボブミュージカルはいいぞ

SBミュージカルあらすじと感想③

やっと…第1幕終わりまで書きます…長くてごめんなさい…。

物語の展開において重要なネタバレがあるので一応注意してください。

現地で見る予定がある人はこの記事以降のあらすじと感想は読むべからず。

 それでもいいよという方は続きからどうぞ。

 

「Super Sea Star Savior」から第一幕終わりまで

無事チームを組んだスポンジボブ、パトリック、サンディですが、イワシ達が現れ、これから行う儀式において崇める対象をパトリックに決めます。そういえば序盤でイワシがパトリックの迷言に感銘を受けているシーンがあったな…。ちなみにパトリックの迷言は「人生は変なにおいがする」です。ここからはパトリックのターン!ソロ曲「Super Sea Star Savior」は軽快な音楽でなかなか楽しいです。……ここで解説したくなるような感想が出てこない…。とにかく楽しかったという気持ちが残っています。で、この曲ですっかりノせられたパトリックはチームを脱退することに。3人体制短かったなーー!!このときスポンジボブとパトリックが喧嘩するんですけど、どんどんエスカレートして思ってないことまで言ってしまう。君なんか嫌いだ!みたいな。彼らにとっては悲しい出来事ですが、個人的にはこのふたりが喧嘩するシーンめっちゃ好きです。パトリックのする事に耐えられなくなってスポンジボブがキレるっていうのがアニメのパターンですが、今回もそんな感じですね。このふたりは喧嘩した所でお互いが大好きな事には変わらないので、むしろ喧嘩をするたび絆を深めていると思っています。なので、ミュージカル版でもそういう展開になったのは嬉しかったです。

ということで、サンディとスポンジボブの2人で火山に登ることになりました。しかし、既には1日が終わろうとしている。残された時間はあと1日しかない…という状況を歌にしたのが「Tomorrow Is」です。この曲はかなり好きなので文章が長くなるかと思います…。キャストレコーディングを聴き続けていたらある日とてつもなくこの曲にハマり、それ以来生で聴くのを凄く楽しみにしていました。期待通りいい曲だし生歌最高!といった想像通りの反応をしましたが、記憶に残っているのは観客の反応ですかね。この曲、全体的にしんみりしているの曲なんですけど、意外と笑う箇所があって驚き…。またカー二さんが笑いをかっさらってましたね。(カーニさんの歌詞、使っている単語は簡単なんですけどそれ故どう解釈したら良いのかわからない…英語に堪能な方、コメントお待ちしてます。)

全員で歌っている楽曲ですが、それぞれにとって明日にどんな意味があるのかが違うのが面白い。サンディにとっては街を救えるかどうかがかかった一日。「明日は火山に登らないといけない。どんなに怖くても、二人になってしまっても、私たちなら成功させられる」という彼女の言葉、本当にカッコいい。サンディがヒロインでよかった~~!!!このミュージカルはスポンジボブが自分の限界と向き合う物語ですが、彼女がそばにいなかったらきっと彼に光は訪れなかっただろうなと思うと…このペアがますます愛おしくなる。スポンジボブはというと、残り1日しかないなかで願うのは「キミと一緒にいられたらなあ」なんですよ。勿論キミはパトリックのことです。さっき喧嘩したばかりなのに!すぐこれ!でも、ここを歌うスポンジボブが切なくて、それがまた好きです。もうひとり気になったのがプランクトン。彼にとって明日は作戦を実行するための日。彼の歌詞には「明日は勝利を意味する」とあります。ひとり違うベクトルで前向きなのもいいなあと。というか自分の作戦が成功する前提なのが強気で彼らしいですね(結果は見えていますが)。特に派手な踊りや演出があるわけでもないですが、「まさに今自分はミュージカルを観ているんだな」という実感がわきました。それぞれ明日への思い方は違いながらも、同じ方向を向きながら「Tomorrow Is」と歌う様子が美しかったです。第一幕終わりにふさわしいです本当に。メロディが綺麗なのは私の知識と語彙力では説明しきれませんのでとにかく聴いて下さい。

 

はい!一幕終わり!!そして、終わった瞬間お手洗いに行きましたとさ。すぐに席を立ったのでそんなに待たなくてよかった。

次は第二幕!早く書きあげます。