ムーミンバレーパークのショーが素晴らしい
※この記事は2019年3月に書いたまま眠っていたものです。
先日ムーミンバレーパークへ再訪し、良さを再認識してきました。
もったいないので今更ながらアップします…笑
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実はムーミンシリーズのファンを細々とやっておりまして、このたび先日のプレオープンにて「ムーミンバレーパーク」へ行ってきました。
色々言いたいことはありますが、今回はエンマの劇場で上演されている「春のはじまり」というショーの感想を書こうと思います。なぜならミュージカルパートが最高だったからです!!!!!!!!!!
概要
エンマの劇場は小説に登場する舞台をイメージしたステージショーで、現在は「春のはじまり」という演目が1日約3回行われています。
「春のはじまり」は小説「たのしいムーミン一家」の物語の一部を再現した内容となっています。また、1990年に放送されたムーミンの平成版アニメ「楽しいムーミン一家」の一話にも採用されています。
本ショーの演出は俳優小栗旬のお兄さん、小栗了氏が手掛けています。ご本人のツイッターにはちらほらムーミン関連のツイートがありました。ちなみに彼らのご両親はムーミンのショーがきっかけで出会ったそうです。恋のキューピットムーミン。
感想
戻ります。上記の通りのエピソードのため、ファンにとってかなり知名度が高いですし、手堅いエピソードをチョイスしたなあという印象でした。ショーにするにあたってアレンジはありますが、ストーリーの核の部分は変わりません。でも過去に描かれてきた同エピソードとの違いとして最も素晴らしいのはストーリーのなかでムーミン達が歌うんですよ!!!!
ミュージカルじゃ~~ん!!!YATTA!!!!!!!!!!
で、この曲がと~~~~~~~っっってもムーミンにふさわしい名曲だったんだ~~!!!これがムーミンバレーパーク一番の収穫です!!!!
この曲の素晴らしさを語らせてくれ
とりあえず聞いたほうが早い。動画をyoutubeにアップしていますのでどうぞ。ちなみに曲名は「雲にのれたら」です。
とにかく一番に言えるのが、歌詞が作品とよく合ってる!!当たり前と思うかもしれませんが、当たり前じゃないんだなこれが~!(例:平成ムーミンOP「ヘソまがりんちょ」)
歌詞一部抜粋↓
緑の森を超えて
おさびし山を超えて
大きな海を目指して
雲と一緒に 飛んでいこう 何処までも
鳥と遊んで 山と遊んで 花と遊んで
みんなで遊ぼう
もう全部分かる〜〜〜!!!森もおさびし山も海もどれもムーミンの舞台としてとても象徴的な場所で、これを歌詞にサラっと入れてきたのが本当にエモい…。歌詞聞くとそれぞれに該当するようなシーンが浮かんでくるんですよ。MADが作れる。
歌うイメージのないキャラクターに、違和感のない歌詞を提供してくれてありがとう…。キャラクターのイメージが損なわれないのが嬉しい。
ちなみにムーミン達が歌うというのは過去にもありますが、恐らくキャラソンとしてよく知られているのは昭和版ムーミンでスナフキンが歌う「おさびし山のうた」と平成版ムーミンでムーミンはじめ子供メンツが歌う「おまじないのうた」位だと思うんですよ。平成いうても28年前…。とても長い時間をかけた新作キャラソンでした。でも過去の歌は中の一曲だったりOPだったりで、本編でミュージカルのような役割を果たしていたわけではありません。なので、過去曲と比較してもやはり異質な一曲です。
ちなみにバレーパークの声優は昭和とも平成とも異なります。売れっ子ぞろいです。
気になる方は下記よりどうぞ。(声優陣のコメントあり)
ショーの中でも2回使用されるのですが、振付の一部が違っていてこれがまたいいんですよ~~~!そもそも雲に乗ってるときの歌なので、最初のシーンでの使われ方(皆がセグウェイ雲に乗っている)のほうが歌としては合っているんですけど、ショーの締めとして使われている2回目の振りがKAWAIIんです!!皆が円になって手をつないでいるシーンで私は魂が消えた。あえて観客側に背を向けて奥のほうで踊っているのも家族団らんを振り付で表現しているんだと思っています。ああ~~~~泣いちゃう。。
こんなに素晴らしい歌を作ってくれて本当にありがとう。願わくば音源を出してください。
ムーミンバレーパーク、とても穏やかで素敵なところなので、ぜひショーを観に行ってください…。
では~~
【おまけ】
youtubeに以下の動画もアップしているので更に見たいひとはどうぞぜひ!