SBミュージカルのあらすじと感想②
前回の続きになります。前回同様感想を書くためにあらすじも書くという仕様です。
第一幕途中までです。（なかなか終わらない…）相変わらずネタバレ満載です！
「(Just a) Simple Sponge」から「Hero is My Middle Name」まで
プランクトンが華麗なラップを披露した後から。
街の皆はビキニタウンを出る気満々ですが、スポンジボブは街を出たくなく、火山から街を救うという選択肢を諦めきれません。ですが、カー二さんにはお前はただのスポンジだろう、無理に決まっていると言われてしまいます。オープニングの伏線がここにも来る！！！マネージャーにもなれず、街も救えない…僕には何も出来ないのか…ここからスポンジボブの苦悩が始まります。とはいっても基本的には楽観的なので自分で自分を励ますんですけどね。そんな曲が「(Just a )Simple Sponge」です。もーーー最高ですよ、イーサンがのびのびと歌う姿がカッコよすぎる。(ちなみにスポンジボブのソロナンバーはこの曲だけです) スポンジボブ＝陽気で楽しいという一般的なイメージはこの曲で覆されます。スポンジボブのアニメをちゃんと見ている人は彼の喜怒哀楽・色々な面を知っていると思いますが、そうではない人には新鮮に映るのでは無いかと思います。というかそう感じて欲しい。元々シカゴ版ではカー二さんだけが否定していたのに、ブロードウェイ版ではイカルド、プランクトンからも否定されていたのは良い変更だなあと納得してしまいました。まさにスポンジボブに友好的でないメンバー。笑 (断っておきますがアニメのカー二さんは割とスポンジボブを評価しているので、そこは勘違いのないよう…！) このシーンの演出は本物のスポンジを使うなどシンプルながら彼らしいものになっていて好きです。笑いの要素もあって重くなりすぎないのもグッドでした。
ここで第1幕終わっても良いのでは…！と思いかけますがまだまだ曲はあります。
次に来るのはカー二さんと娘のパールのデュエット曲です。「Daddy knows Best」、パパはベストな答えを知ってるよという感じですかね。街を出るために持っているお金を詰め始めるカー二さんと自分には高校を出てから叶えたい夢があると伝えたいパール。カー二さんはカネカネカネカネ！！Moneyとしか殆ど歌っていません笑 一方パールは話を聞いてもらうためDaddy！と呼びかけ続けます。マニーとダディで韻を踏んでるのが聴いてて心地よいです。最後はあれほどDaddyと叫び続けたのに、カー二さんは「ん？パール、何か言ってたカニ？」と言う始末。カー二さんの守銭奴＆ダメパパぶりが凄いですね。この曲、予習で聴いてたときは「楽しい歌だな〜でもほかの歌に比べたらメッセージ性も薄いしネタ枠か」という程度の感想だったのですが、現地の歓声は凄かった！！パールの歌唱力もあり(そう、パールは歌手になりたいという夢があります。設定としてはミュージカルオリジナルだと思われます)、終わった後かな〜り盛り上がっていました。正直ちょっとびっくり…。こういう曲も大事なんだな…と再認識しました。
このシーン実はスポンジボブもいてなかなか可愛いのですが、文字より絵のほうがわかりやすいのでそちらで描きます。絵のレポ頑張ります…。
次のシーンはサンディ！！！待ってましたーー！！サンディがクラゲ畑にいくシーンから始まるんですけど、クラゲ畑が綺麗なんですよ！アニメ版におけるクラゲ畑はスポンジボブとパトリックがよく遊びに行く場所であり、サンディがそこへ1人で赴くのは珍しい気がします。綺麗…と呟くサンディがとてつもなく愛おしく感じられ、ドキッとしました。このあとスポンジボブとパトリックも合流し、サンディも街を救うチームに入らないかと誘うのが「Hero is My Middle Name」。ひたすら3人が可愛すぎてにやけます。わちゃわちゃしてて可愛すぎる。サンディのキックがかっこよかったというのが一番の印象…。空手キャラ強し。(本来の空手と違うのはアニメ版からなので割り切って下さい。)後ろにある円形スクリーンも効果的に使われ、アメコミのような演出があったのも良かったです。シカゴでお気に入りだったポーズが無くなっていたのは少し寂しいですが…まあ問題なし！ということで、正式にビキニタウンを火山から救うチームが完成します！スポンジボブ、パトリック、サンディ！！いえーい！！
なのですが、、、
このあたりまではあらすじなどに割と書いてあるのですが、この後からは物語の転につながるネタバレになるので次の記事に分けます。後半は結構ハラハラするよ〜！！
今回の記事に書いた「(Just a) Simple Sponge」と「Hero is My Middle Name」はこの記事で取り上げた動画でフルバージョンが聞けます。気になる方はぜひどうぞ！
